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原点回帰

我が家に手強い相手がやってきた。

その名はNIKON FM3A

時代はすでにデジタルカメラに移行しつつあった2001年7月
NIKONが世に送り出した最後のフルマニュアルの銀塩一眼レフカメラである。


機械式シャッターと電子式シャッターの両方を併せ持つハイブリッドシャッターを備え
見た目はいかにもカメラらしいデザインでレトロちっくでもあるが紛れもなく21世紀の
カメラである。

登場時はフラッグシップモデルの下位に位置する中級機の位置づけであったが
現在のプラスチックを多用したデジタル一眼レフに比べ金属製のボディは
無骨でもありまた時に優しくもある。


時代は移り変わりデジタルカメラ全盛となった2006年に惜しまれつつ
製造終了となり
製造期間はわずか5年という短命に終わったが
その後中古市場での相場が一気に高騰し一時は新品価格の倍近い値を付ける
こともあった程の異常事態であった。


そのフィーバーも一段落し今回ワンオーナー・フィルム装填数4本という新品同様の
極上美品を現在の中古相場よりかなり格安で入手することができた。

Fm3a001

Fm3a002

Fm3a003

Fm3a004

Fm3a005

さて、このカメラに組み合わせる常用レンズをどうするか?

最新のデジカメにもAFで使えるAi AF Nikkor 50mm F1.4Dも考えたが
やはりMFのカメラにはMFのレンズがいいだろう。

最終的に候補として上がったのはフォクトレンダー NOKTON 58mm F1.4 SLII
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF
Ai Nikkor 50mm F1.4Sの3種類

フォトクレンダーとCarl Zeissは最新の技術で作られMFではあるが
最新のデジカメにも違和感なく使用でき写りも良さそうだが
結局このカメラにはカニ爪付きのオールドニッコールが一番似合うだろうと判断し
Ai Nikkor 50mm F1.4Sを選択した。
(今後メンテナンスが必要になった際、カメラとレンズをまとめて
ニコンのサービスに出せるということも考慮しての選択であったが…。)

このレンズは中古でもかなりの数が流通しているが、その状態はピン・キリで
素人が判断するのは難しい。

そこで、今後末永く大切に使うことを考えここはあえて新品を奢った。

30年近く前に登場したレンズではあるが現在でも新品(もちろんメーカー保証付き)で
購入出来、最新のデジカメにも問題なく装着できるのがニコンFマウントの
凄いところである。

先ずは日頃愛用のデジカメD300に装着し絞り開放F1.4で試し撮りをして見た。
D300ではレンズの焦点距離と開放F値を登録することによってMFの非CPUレンズでも
絞り優先オート・マルチパターン測光・ストロボ使用時のTTL調光が可能になる。)

D300_001_2

AFでのピント合わせを想定しているD300のファインダーでは
ピントの山が掴みづらくフォーカスエイドのランプ点灯が頼りだった。

Fm3a006

こいつはかなり手強いぞ!というのが第一印象。

次にFM3Aに装着し絞り開放のF1.4でファインダーを覗いて見る。(フィルム未装填)

プレビューボタンを押して確認すると強烈なボケ具合は変わらないが

MFでの使用を前提としているFM3Aではひじょうにピントが合わせやすい。

こんなにも違うものか…。

Fm3a007

Fm3a008

構図だけではなくシャッタースピード・絞り・使用するフィルム感度などを

カメラ任せではなくすべて自分で決め、一枚一枚レバーで巻上げて

自分でピントを合わせてシャッターを切る。

動き物を撮るにはかなりの技量を必要とするけれど一枚一枚に気持ちを込めて

しっかり撮る。

まさに『一撮入魂』

マニアックで難しいけれど挑戦しがいのあるカメラ
これから末永く大切に使い続けて行きたいと思う。

Nikon_001

至近距離の被写体を撮影してみたが想像以上にシビアで

ピントの合う範囲が極端に狭い。

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